ラーメン

博多ラーメンの頼み方

福岡は日本屈指のラーメン特産地ですが、それは他の場所とは異なる独特の文化が背景になっています。

初めて福岡に来てラーメン店に来て戸惑うのが注文の仕方です。

最近は都内などでも博多ラーメンのお店を多く見かけるようになったので全く福岡に来たことがないという人であってもなんとなく作法を知っていることもありますが、「茹で方」や「替え玉」といったラーメンの文化は全て福岡発祥のものです。

博多ラーメンを注文する時の最大の特徴である「茹で方」の指定ですが、これはこってりスープのとんこつラーメンに合わせるために極細麺を使っていることが理由です。

茹でる時にはちょっとの時間の差でかなり食感が異なってくるので、好みによって「カタメン」「フツウ」「ヤワメン」といったふうに指定します。

さらに老舗ラーメン店になると「バリカタ」や「ハリガネ」といったほとんど火を通さないような状態で出される麺も指定できます。

もう一つの博多ラーメン文化が「替え玉」で、ラーメンの麺を先に食べてしまったあとでそのスープにもう一玉麺を入れなおすことができます。

もちろん替え玉も茹で方を指定することができます。

基本的なルールとしては最初は固めで注文をし替え玉でやや柔らかめを注文するというのがセオリーになっていますが、あまり気にせず自分が好きな様に頼むとよいでしょう。

元祖博多ラーメンの本店に行ってみる

博多ラーメンやとんこつラーメンが好きという人なら、福岡を訪れた時にはその発祥とされる元祖の味を確かめてもらいたいところです。

おすすめのお店としてはまず「元祖長浜屋」という替え玉文化を最初に作ったとされるところがあります。

こちらはもともと福岡市内の屋台としてお店を出していたところ、人気の高まりにより店舗を構えることになりました。

場所はやや繁華街から外れた海沿いの道路近くとなっていますが、少し移動時間をかけてでも訪れる価値は十分にあります。

全国的な有名店ながらラーメン1杯500円、替え玉100円と良心的な価格設定をしておりこれぞ元祖博多ラーメンという雰囲気を十分に堪能できます(2016年6月現在)。

臭みがあるのが元祖博多の味

全国にはとんこつラーメンをメインにするラーメン店はたくさんありますが、その多くはいかにして豚骨の臭みをとってまろやかにするかということを売りにしているように感じます。

ですが本来豚骨というのはその独特の臭みがよい味になるわけであり、すっかり匂いが取られたとんこつラーメンはなんとなく物足りなく思えてしまうものです。

そんなふうに感じる人におすすめなのが「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン」という天神でも有名なお店です。

こちらは約80kgという大量の豚骨を形がなくなるまで徹底的に煮込むという方法でスープを作っており、いかにも豚骨という臭みをそのままスープの風味として活かしているところが特徴になっています。

珍しいのが極細の平麺をい使っているということで、こってりしたスープによりよく絡んでやみつきになる味を出しています。

なおこの「元祖赤のれん節ちゃんラーメン」はもともと福岡市中央区渡辺通にあったものを大名に移転したものなので、訪れる際には古い情報を当てにしないように気をつけてください。